制服の洗濯方法とは|ブレザー・ズボン・スカートの正しい洗い方を紹介

学生服

学生の制服を自宅で洗いたくても、型崩れが怖くてできないという人、また、制服は汚れが目立たないため、クリーニングにも出したことがない、という人もいるかもしれません。実は、ブレザーや詰襟、セーラー服、スカート、ズボンなどの制服は自宅で洗濯することが可能です。今回は、自宅の洗濯機で洗う方法、洗濯する頻度、日ごろのお手入れ方法などを紹介します。

 

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学生の制服は自宅で洗ってもいいの?

学生の制服を自宅で洗っても大丈夫なのかという疑問に対しての答えは、イエスです。大半の制服は自宅で洗うことができます。しかし、一部の制服は洗えないものもあるため、ケアラベル(洗濯表示のタグ)を確認する必要があります。

洗えるといっても、他の洗濯物とそのまま一緒にジャブジャブ洗えるということではなく、最低限のルールと確認すべき事項が存在します。

制服を洗えるか確認する方法

洗えるかどうか確認する方法として、ケアラベルの見方をおさらいしましょう。ケアラベルは2016年に国際基準の表示に統一されました。自宅で洗っても大丈夫な表示は以下の通りです。

手桶のマークの中に数字が書いてあります。数字は上限の温度を表し、下の横線は、洗濯機を回す強さを表しています。横棒がないのが通常の強さ、横棒の数が増えるごとに、回す力は弱くなります。

手桶に手が入っている表示は、洗濯機でなく、手洗いできることを表しています。

洗濯表示1

液温は40℃を限度とし、家庭用の洗濯機で洗濯できる。

洗濯表示2

液温は40℃を限度とし、家庭用の洗濯機で弱い洗濯ができる。

洗濯表示3

液温は40℃を限度とし、家庭用の洗濯機で非常に弱い洗濯ができる。

洗濯表示4

液温は40℃を限度とし、手洗いができる。家庭用の洗濯機は使用不可。

参考:政府広報オンラインより抜粋

自宅で洗えないものの特徴

洗濯表示5

自宅で水洗いできない制服には、このケアラベルが付いています。

参考:政府広報オンラインより抜粋

自宅で洗えないものの特徴は、以下の通りです。

  • ウールが多く含まれる生地を使用している
  • 付属品(ボタン、飾りテープ)がある
  • 特殊な生地を部分的に使用している

自宅で洗えない制服は、クリーニングに出す必要があります。制服のクリーニングの料金相場は、男女問わず上下一式で1,220~2,600円(税込)です。

宅配クリーニングでは、5点、10点などのパック料金制が導入されていて、制服もパックの点数に含めることができます。

制服の洗濯方法

制服を洗濯する際には、ただ洗えばいいというわけではありません。洗う前に準備を行い、適した洗剤を選ぶ必要があります。

  • 洗う前の確認&準備
  • 制服を洗うときの洗剤の選び方
  • 制服を洗濯機で洗う方法
  • 制服を手洗いする方法

洗濯する前の確認&準備

制服を洗濯する前に確認すべきことや準備すべきことがあります。これを怠って洗濯してしまうと大変なので、毎回必ずチェックしましょう。

  • ポケットの中身を出す
  • シミやほつれがないかをチェックする
  • ボタンが取れていないかを確認する
  • 袖口の汚れも確認する

ポケットの中身を出して、できれば空のポケットを引っ張り出しておきましょう。シミや汚れがある場合、染み抜きをします。シミ取り専用の洗剤を汚れている部分にピンポイントで塗布し、袖口の汚れには部分洗い用洗剤を付けます。つい叩いたり、もみ洗いしたりしたくなりますが、生地が傷むので控えてください。

ほつれやボタンが取れている場合は、直しておきましょう。

制服を洗うときの洗剤の選び方

制服の洗濯に使用する洗剤は、中性洗剤、おしゃれ着用洗剤がおすすめです。ここに表示されているのは、あくまで参考です。普段使っている洗剤で、適したものを使いましょう。

洗濯表示1

アリエール除菌プラス、NANOX

洗濯表示2

アリエール除菌プラス、NANOX

洗濯表示3

アクロン、エマール

洗濯表示4

アクロン、エマール

制服を洗濯機で洗う方法

制服を洗濯機で洗う方法は以下の通りです。

① 上着のボタンは外す
② 上着以外のボタンを留め、ファスナーを閉めて裏返しにする
③ 上下1着ずつ、分けて洗濯用ネットにたたんで入れる
④ 洗濯コースを選ぶ。ドライコースや手洗いコースがおすすめ
⑤ 水の中に全部沈めてからスタートボタンを押す
⑥ 脱水は一番短く設定する

上着は必ずボタンを外しておきましょう。付けたまま洗濯すると生地が傷むことがあります。プリーツスカートはひだをそろえてから、洗濯用ネットにたたんで入れます。水の中に洗濯用ネットを全部沈めてから洗濯を開始してください。

制服を手洗いする方法

制服を手洗いする方法は以下の通りです。

学生服が入るサイズのたらいや洗面器があると便利です。

① 上着のボタンを外す
② 上着以外のボタンを留め、ファスナーを閉めて、汚れがある部分を表にする
③ 形を整えて水に浸ける
④ おしゃれ着用洗剤を入れて、両手でやさしく押し洗いする
⑤ 何度も水を変えながら、押し洗いですすぐ

汚れを落とすためにこすり洗いやもみ洗いをしてしまいがちですが、生地を痛める原因になります。押し洗いで十分きれいになります。水の濁りがなくなるまで、十分すすいでください。

 

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洗った制服の乾かし方

洗濯機や手洗いで洗った制服を乾かす際にもポイントがあります。制服を乾かす際には、乾燥機は使えません。吊るして乾かすのが一般的ですが、乾かし方次第で仕上がり具合に差が出ます。下記のように分けて、乾かし方を紹介します。

  • 上着(ブレザー・詰襟など)
  • スラックス・スカート
  • シャツ・ブラウス

上着(ブレザー・詰襟など)

上着(ブレザー・詰襟など)は、厚みのあるハンガーを使います。針金などの細いハンガーを使うと、肩の形が崩れてしまうためです。

水気がうまく取れない場合、タオルに包んで水気を取ってから干しましょう。風通しの良い日陰で干してください。

スラックス・スカート

スラックスは、丸いハンガーを使って筒状に干す方法と、センターラインに合わせて折り目をつけたまま干す方法があります。筒状に干すと乾きやすく、時間が短くて済みます。

スカートは、丸ハンガーを使ってウエスト部分を筒状に干すと、早く乾きます。プリーツスカートの場合は、干す前にスカート上下を持って、軽く引っ張りながらプリーツの形を整えてから吊るします。こちらも風通しの良い日陰で干してください。

シャツ・ブラウス

シャツ・ブラウスは、軽く叩いてシワを伸ばし、襟、ポケット、袖口などを引っ張って形を整えてから、厚めのハンガーで干します。できれば、第一から第三までのボタンを留め、襟を立てて干すのがおすすめです。

制服を清潔に保つには日常でのお手入れも大切

制服の洗濯は、月1回の頻度で洗濯するのがおすすめですが、制服の汚れぐらいによっては2週間に1度でも洗いすぎということはありません。

ただ毎日洗うことは難しいため、日頃のお手入れが大切です。日常的に行うと良いお手入れとしては、以下のようなものがあります。

  • ハンガーに吊るす
  • ブラシをかけてほこりを取る
  • 消臭スプレーの使用

帰宅後に必ず、ハンガーに吊るし、ブラッシングしてから、消臭スプレーでその日に付いた臭いを取り除きましょう。習慣化することで、制服を毎日快適に着ることができます。

 

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まとめ

学生の制服は、自宅で洗濯できる時代になりました。月1回を目安に自宅で洗濯してみましょう。洗濯する際は、事前の確認・準備ポイントだけでなく、洗濯する際の手順、乾かし方に気を付けて行ってください。日ごろのお手入れを習慣化させると、制服がきれいな状態で長持ちします。特に汚れがひどい場合や長期休暇のときは、クリーニング店に出すのがおすすめです。

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