マフラーのクリーニング料金相場|カシミヤ・ウールなど素材による違いも紹介!

マフラーのクリーニング料金相場|カシミヤ・ウールなど素材による違いも紹介!

マフラーは寒い季節のマストアイテム。ウールやカシミヤなど、さまざまな素材があり、手編みから高級ブランドのマフラーまで、値段もデザインも異なるため、クリーニングに出すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、マフラーをクリーニングに出すべき理由や頻度、クリーニング代の相場、出せないときの自宅での対処方法などを紹介します。

 

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マフラーをクリーニングに出すべき理由

マフラーをクリーニングに出すべき理由

日本政策金融公庫が全国の一般消費者5,000人に対して、ネットで実施した「クリーニングに関する消費者意識と経営実態調査」(2015年)によると、クリーニング店を利用していると答えた人は全体の80%を占め、その中でマフラーをクリーニングに出した男性は47%、女性は59%となりました。

マフラーはクリーニングに出した方がよいです。クリーニングに出すべき、といってもよいくらいです。マフラーをクリーニングに出すべき理由は以下の通りです。

  • 直接肌に触れるため汚れやすい
  • デリケート素材のマフラーは自宅洗いが難しい

直接肌に触れるため汚れやすい

マフラーをクリーニングに出すべき理由として、直接肌に触れるため汚れやすいことが挙げられます。

首にじかに巻くため、皮脂汚れや汗が付くだけでなく、女性の場合はファンデーションや、髪のスタイリング剤などが付きやすいです。マスクをして外出しているので汚れは付きにくい、と考えがちですが、マフラーへの汚れの付き具合には大差ありません。

さらにホコリや花粉、雑菌、タバコの臭い、食べこぼし・飲みこぼしの汚れなど、知らないうちにマフラーに付いています。汚れが付着したままでいると雑菌がマフラーで繁殖し、ニキビや肌荒れの原因にもなります。

清潔に保つ意味でも、マフラーはクリーニングに出しましょう。

デリケート素材のマフラーは自宅洗いが難しい

デリケート素材のマフラーは自宅洗いが難しいことも、クリーニングに出す理由の一つとして挙げられます。カシミヤやシルク、ファーなどのデリケート素材のマフラーを愛用している人も多いと思いますが、自宅洗いに失敗すると、以下のようなことが起きる可能性が高く、二度とマフラーを使えなくなることもあります。

  • 形状の変化(伸び・縮み・型崩れなど)
  • 色落ち・変色
  • 質感の変化

マフラーは防寒具としても重要ですが、冬のおしゃれを彩る最高の小物です。大切なマフラーは風合いを損ねることなく、長く使いたいものです。

マフラーのクリーニングの料金相場

マフラーのクリーニングの料金相場

マフラーのクリーニング代の相場は素材によっても、お店によっても異なるため、下記のように素材別に紹介します。

  • アクリル素材
  • ウール素材
  • カシミヤ素材
  • シルク素材
  • 毛皮・ファー素材

アクリル素材のマフラー

アクリル素材のマフラーのクリーニング相場は、450~850円ぐらいです。アクリルは化学繊維で、ウールに近い風合いが楽しめるのが特徴です。値段が手ごろなため、マフラーのほかにも、セーターやジャケットなどにも使われています。

丈夫でシワになりにくいというメリットがありますが、毛玉ができやすく静電気が発生しやすい、チクチクするなどのデメリットがあります。

アクリル素材のマフラーのほとんどが洗濯機で洗うことができます。洗濯表示を確認し、洗濯機マークや手洗いマークが付いていれば、自宅で洗っても問題ありません。

ウール素材のマフラー

ウール素材のマフラーのクリーニング相場は450~850円となっています。ウールは羊毛からなる天然繊維で、保温性・吸湿性・通気性に優れ、熱をためこまず蒸れにくいのが特徴です。毛玉ができにくく、お手入れも比較的簡単ですが、水に入れると縮んで硬くなりやすいのがデメリットです。

洗濯表示を確認し、手洗いマークが付いていれば、自宅で洗っても問題ありません。一方、洗濯表示がない、もしくは値段が高く高級なマフラーは、ドライクリーニングをしてください。

アクリルやウール素材のマフラーは通常料金に分類されますが、カシミヤ、シルク、毛皮などの素材は追加料金が必要となるケースが一般的です。

カシミヤ素材のマフラー

カシミヤ素材のマフラーのクリーニング相場は750~1,700円です。カシミヤは「カシミヤヤギ」の毛から作られる天然繊維で、「繊維の宝石」と呼ばれています。しっとりとした柔らかい肌触りが特徴で、保温性・吸湿性・通気性に優れています。デリケートな素材のため、毎日のお手入れが欠かせません。

カシミヤ100%とそれ以外、など、含まれている割合によって、値段が異なるクリーニング店もあるため、クリーニングに出す際は必ず確認してください。カシミヤ素材のマフラーはドライクリーニングの対象となります。

シルク素材のマフラー

シルク素材のマフラーのクリーニング相場は750~1,700円です。シルクは蚕(かいこ)の繭(まゆ)から作られる天然繊維で、軽くてしなやか、柔らかくて光沢があるのが特徴です。吸湿性・通気性に優れ、静電気が起きにくい素材ですが、摩擦に弱く、紫外線で変色しやすいというデメリットも持っています。

シルク素材のマフラーは、カシミヤと同様、シルクの割合によって値段が異なるお店もあります。シルク素材のマフラーはドライクリーニングの対象です。

毛皮・ファー素材のマフラー

毛皮・ファー素材のマフラーのクリーニング相場は、動物の種類によって5段階程度に分けられて料金設定されているのが一般系です。ウサギやヤギなどは3,500円前後、アライグマやタヌキなどは4,500円前後、ミンクやなどの高級毛皮は7,500円以上と設定されています。

毛皮・ファー素材のマフラーは水洗いできないため、ドライクリーニングで対応した後、ブラッシングで整え、起毛します。

毛皮・ファー素材のマフラーは動物の毛からなる天然繊維で、保温性・耐水性・通気性に優れているのが特徴です。柔らかな肌触りと美しい光沢があり、高級感にあふれています。

自宅洗いは難しく、クリーニングに出すときは、特別料金となるケースがほとんどです。リアルファーとフェイクファーで料金設定も異なるお店が一般的で、クリーニングに出す場合は、必ず確認してください。

 

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マフラーのクリーニングに付けることができるオプション

マフラーのクリーニングに付けることができるオプション

マフラーのクリーニングに付けることができるオプションがあります。オプションを付けることで、消臭効果が高まり、虫食いも防止できます。

  • 消臭加工
  • 防虫加工

マフラーは臭いを吸収しやすいため、消臭加工を施すことがおすすめです。消臭効果の高い特殊な洗剤を使うことで、繊維の奥に染み込んだ臭いを取り除き、臭いを付きにくくします。オプションの料金相場は、お店によって異なりますが300円~です。

衣類を食べるヒメカツオブシムシなどの害虫は、ウールやカシミヤなどの天然繊維が大好物。汚れが付いたマフラーは化学繊維のアクリルでも食べられるリスクがあるため、しっかり対策をしておきましょう。防虫加工の料金相場は300円~となっています。

マフラーをクリーニングに出す頻度とかかる日数

マフラーをクリーニングに出す頻度とかかる日数

マフラーをクリーニングに出す頻度ですが、ひどい汚れや嫌な臭いがない場合は年1回、シーズンの終わりに出してください。長期保管する場合、消臭加工や防虫加工のオプションを付けると、マフラーが長持ちします。

汚れや臭いが気になるケースはその都度、早めにクリーニングに出して対応してください。汚れをほっておくと、黄ばみや染みの原因となります。しかし頻繁に出し過ぎると、マフラーの生地が傷むことがあります。

クリーニングの仕上がりにかかる日数ですが、店舗型のクリーニング店だと2~3日、宅配クリーニングだと1週間程度かかります。店舗型クリーニング店は即日対応しているお店もあるので、直接ご確認ください。

頻繁にクリーニングに出さないなら自宅でお手入れすべき!

頻繁にクリーニングに出さないなら自宅でお手入れすべき!

頻繁にクリーニングに出さない場合であれば、自宅でお手入れすることも検討してください。自宅でできる方法として、下記の二つの方法を紹介します。

  • 自宅でマフラーを洗う方法
  • 日常でできるお手入れ方法

自宅でお手入れをする際、まずは洗濯表示を確認してください。アクリル素材は、洗濯機で洗うことができ、お手入れしやすいです。一方、ウールやカシミヤ、シルクといった天然繊維のマフラーの中には、手洗いマークが付いているものがあります。この場合は、自宅でも洗うことができます。

手編みのマフラーは毛糸の素材を確認し、洗濯表示の有無を確かめましょう。

自宅でマフラーを洗う方法

ウール、カシミヤのマフラーの中で、手洗い可のマークが付いている場合、自宅で洗うことができます。染みや汚れがある場合は、手洗いする前に、中性洗剤の原液をピンポイントに付けてなじませておきます。

マフラーを自宅で手洗いする方法は以下の通りです。

  1. 洗面器に水をはり、中性洗剤もしくはおしゃれ着用洗剤(エマールなど)を入れる
  2. マフラーを折り畳んで入れ、15分間放置する(押し洗いの場合は5分程度繰り返す)
  3. 洗面器で泡がなくなるまですすぐ
  4. 柔軟剤を入れた水に3分程度浸す
  5. バスタオルにはさみ、水気を取る
  6. 風通しの良い場所で乾かす

アクリルやポリエステル資材のマフラーは洗濯ネットに入れて洗濯機で普段通り洗濯できます。

日常でできるお手入れ方法

日常でできるマフラーのお手入れ方法として、ブラッシングを習慣にしてみましょう。ホコリを払い落とすことができ、繊維の表面を滑らかにすることで毛玉ができにくくなります。

ブラッシングの方法は以下の通りです。

  1. 洋服用の柔らかいブラシ(豚毛や馬毛など)を用意する
  2. ブラシをマフラーに垂直に当て、上から下へブラシを動かす
  3. 直射日光の当たらない場所につるす

ブラッシングも毎日行う必要はなく、2日に1度で大丈夫です。外出先から戻ってすぐ行うようにすると、習慣化できます。

 

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まとめ

まとめ

マフラーは素材ごとにクリーニング代が異なります。アクリルやウール素材は通常料金で450円から850円が相場ですが、毛皮・ファー素材になると7,000円以上かかるものも。シーズン終了後1回はクリーニングに出し、長期保管する場合は消臭加工や防虫対策のオプションを付けてください。自宅で手洗いするときは、必ず洗濯表示を確認しましょう。ブラッシングを毎日のお手入れとして習慣化することで、大切なマフラーを長持ちさせることができます。ぜひお試しください。

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